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鉱物名はロードクロサイト(和名：菱マンガン鉱)と呼び、名称はギリシャ語でバラの意味のrhodonと色の意味のchromに由来します。
和名は菱形の面の結晶に由来します。
結晶は、団塊状、粒状、葡萄状、同心円状など色々な形状で産出され、以前にご紹介させて頂いた犬牙状などもありましたが、現在では世界のほとんどの鉱山の鉱脈が枯渇したために、貴重な鉱物となってきています。
アルゼンチンのメンドーサの東230kmに位置する僻地、サン・ルイで産出するロードクロサイトはインカローズの名前で知られるローズピンクの綺麗な宝石です。
１３世紀に廃坑となったインカ帝国の銀鉱脈内では鍾乳石のような石荀の状態で産出していたそうです。

近年、市場に出てくる量も徐々に少なくなって来ていますが、2010年以降に中国で新しい鉱脈が発見され、若干の量が市場に出てきました。
しかしながら、中国産も徐々に減ってきており、市場で紹介される量もおのずと少なくなってしまっているのが現状です。
フローライトやクォーツ、黄鉄鉱を含んだ母岩の上に結晶していますが、ほとんど断片として採取されております。
発色のピンクはマンガンによりますが、それに鉄分が微量に含まれることによってオレンジ掛かった色合いから濃い赤色となり、不透明色の中でも宝飾用とされる透明感のある赤色まで産出されています。
このページでは、中国広西省産に加えてアルゼンチン産、北海道産(1点のみ)、青森県尾太産などのご紹介をさせて頂きたいと思います。

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石言葉・伝承
愛を象徴するする天然石で、豊かな愛情で包み、心に受けた傷を癒すとされる宝石と言われております。
自身の魅力を引き出し、最愛の人に巡り合え、幸せへと導いてくれる天然石とも言われています。持つ人の心を暖かく豊かにしてくれます。

※パワーストーン、石言葉に関する記述はすべて伝承によるもので、効果、効能を保証するもの
　ではありません。

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