通常、インドヒマラヤ水晶と呼ばれるものは、ヒマチャルプラデッシュ州で採掘
されたものが主流で、2000年頃には「ヒマラヤ水晶」として紹介されており
ましたが、ネパール産(ガネーシュ)が輸入されて紹介され始めると、区別される
ためにインドヒマラヤ水晶と呼ばれるようになりました。
その後業者間の競争で差別化が図られ、クル産、クルマナリ産に始まり、パル
ヴァティ、マニカラン、ダラ などなど色んな産地名で紹介されるようになって
きました。
しかし、下記の地図でもお分かりいただけますように、それぞれの産地がそれほど
離れた場所で無く、初期にまとめてクル産として紹介されていたのも間違いでない
ことがお分かり頂けます。
のちに紹介され、一時多くの方が興味を持たれたドライゴーニック付の蝕像水晶・
アイスクリスタルもクル渓谷産です。
ネパール産のヒマラヤ水晶では古くからガネーシュ産が特に有名ですが、他にも
マカルー産、カンチェンジュンガ産、アンナプルナ産、ガウリシャンカール産
などなど
近年ではパキスタンのギルギット産、スカルドゥ産、中国四川省産などもヒマラヤ
水晶として紹介されております。
また、更に細分化されて異なる地名のヒマラヤ水晶が紹介されております。
ここでは、古くから弊社で扱っているヒマラヤ水晶のご紹介をさせて頂きます。
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