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和名:紫水晶にも有るようにアメジストはクオーツに微量の鉄イオンが含有され放射線の影響によって紫色に発色した水晶の一種です。
基盤上に成長する事でアメジストドームの結晶のように柱面を持たないものがほとんどであり、大きな結晶は少なく色むらのあるものが多く産出されている。ガラス光沢の均一色のものは少なく、透明度とともに色合いの濃いものが高級宝飾用として用いられています。クオーツの中でもっとも価値が高いとされているのがアメジストで、日本人がもっとも好む宝石の一つとされています。
本来アメジストは淡いライラック色から、濃紫色までの幅広い色合いのものですが、熱処理する事で、470℃〜750℃の範囲でライトイエロー、レッド、ブラウングリーン、無色に変っていきます。
この中でグリーン色掛かったグリーンアメジストと呼ばれるものもありますが、これは一部の産地のアメジスト(やイエロークオーツ)を加熱した時に出てくる色で、プラシオライトの名前で流通しております。
名称はギリシア語の amethustos（酔わない）を意味すると伝えられております。アメシストとも言われます。

※宝石としても扱われるアメジストは、僅かなインクルージョンによって大きく価値観が変わってきます。同じレベル(品質)でも宝石として扱う場合と天然石として扱う場合は大きく価格差が出てきますので、良く見極める必要があります。
天然石としても２Ａ〜ＴＯＰ(３Ａの上のＴＯＰを上限表示として見た場合で、４Ａやそれ以上の表示は一般の卸業界にはありません)は急に高額になってきます。
※アメジストの赤紫(赤味を帯びた紫)はカメラの特性上非常に表現しにくく、どのメーカーのカメラ(６社ほど試撮りをしてみました)でも青味を帯びた紫になってしまいます。できる限り現物の色に近付けたいと何度か条件を変えて撮影してみて掲載しておりますが、青味を帯びた紫色に近付いてしまう事をご了承ください。特に透明感のある紫色の表現は難しいです。

石言葉・伝承
２月の誕生石として知られるアメジスト。宝石言葉は『真実の愛』『勝利と名誉、栄光をもたらす宝石』。
恋愛に関する伝承が多く「両想いになりたい」「幸せな結婚がしたい」などの願いを叶える宝石とされています。他にも「感受性を豊かにしたい」「潜在能力を発揮したい」といった願いをかなえる効果もあると伝えられています。
風水では邪気を払う効果を発揮するとされ、同時に家族の健康を維持する効果も発揮するとされています。

※パワーストーン、石言葉に関する記述はすべて伝承によるもので、効果、効能を保証するもの
　ではありません。

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　　　　　　　　【履　歴】　　　

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